特定の主は定めず、時代ごとの周辺有力者に腰軽く取り入る事で栄え、
雇い主に恵まれない時期は野盗行為や小口の犯罪依頼によってこうこを凌いでいた。
任務の際、己らの所業を「人外魔境の類の仕業」と言う形に隠蔽するべく「河童」を装った為、
「淀河童」の悪名で通っていたと伝えられている。
以上の如く正義の徒とは口が裂けても言えぬ身上ではあったものの、
天魔(ゴーストや人に仇為す来訪者)に対してだけはコレを「滅するべきもの」と固く定め、
出現の際は非常に低い報酬で対処に当たったともされている。
ただし、全てはあくまでも口伝。
真偽の程に関してはその一切が不明である事に注意されたい。
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